血を固まりにくくする薬(抗血栓薬)を飲んでいる患者さんとそのご家族へ(シンクファスト)

Think FAST(シンクファスト)は、抗血栓薬を内服中に転倒などで頭をぶつけた場合の危険性や対処法を分かりやすく説明するサイトです。

※抗血栓薬は抗血小板薬、抗凝固薬といった薬の総称です。

抗血栓薬を飲んでいる方とそのご家族に知ってほしいこと

①抗血栓薬ってどんなお薬?

抗血栓薬は、「血液をサラサラにする」お薬です。

様々な理由で血のかたまり(血栓)ができやすくなっていると、その血栓が脳の血管に詰まり、脳梗塞を引き起こすことがあります。
抗血栓薬は、血を固まりにくくして血栓ができるのを予防します。

自分の判断で服用をやめたり、薬の量や回数を変更したりせずに、主治医の指示に従って、服用しましょう。

きちんと飲み続けることが何よりも大切です。

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②頭をぶつけた場合は医療機関を受診しましょう

抗血栓薬を飲んでいるときには、血が止まりにくい状態になっています

転んだりして頭をぶつけたときは、ご本人が少しでもおかしいと思ったらすぐに医療機関に行きましょう。

あるいは周りの方が、少しでもおかしいと思ったらすぐに医療機関に受診させましょう。

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③抗血栓薬には中和剤がある薬もあります

抗血栓薬を飲んでいて血が止まりにくくなっている状態を中和剤がもとに戻してくれます。
転んでけがをした場合や、緊急手術の際に止血しやすくすることができます。
自分が飲んでいる抗血栓薬に中和剤があるかあらかじめ医師に確認し、飲んでいる薬の名前をご自身と家族が覚えておくようにしましょう。
緊急の際に備えて、何の薬を飲んでいるかが医療関係者にわかるように、服用中の薬名が書かれた携帯カードやお薬手帳 を持ち歩くようにしましょう。

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こんなときには事前に医師に相談を

  • 手術や内視鏡、抜歯をするとき
  • 新たに他の薬を服用するとき
  • 別の医療機関にかかるとき

こんなときにはすぐに医師に相談を

  • 鼻や歯茎から出血が続く
  • あざ(内出血)ができた
  • 血尿、血便がでた
  • 胸やけ、吐き気、むかつき
  • 転倒した、体(特に頭)をぶつけた
  • 脱水症状

thinkfast(シンクファスト)

日本脳神経外科学会、日本救急医学会、日本脳神経外傷学会、日本脳卒中学会、日本循環器学会、日本脳卒中協会では、転倒・転落による高齢者頭部外傷(特に抗血栓薬内服者)の危険性を患者さんに理解してもらうとともに、適切な対応について医療関係者への啓発活動を実施する「“Think FAST (シンクファスト)” campaign」を始動させました。


主催:”Think FAST(シンクファスト)”campaign実行委員会
後援:日本脳神経外科学会、日本救急医学会、日本脳神経外傷学会、日本脳卒中学会、日本循環器学会、日本脳卒中協会
提供:日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社

2019年3月作成